ボンジョルノ。
今年もまた、インフルエンザの季節です。しかも、今年はコロナウイルスのこともあるので、免疫を高めて元気に過ごしたいですね。
風邪の予防にはいろいろな方法がありますが、今回は天然の抗生物質ともいわれる「にんにく」をたっぷり使ったパスタをご紹介します。
有名なアリオ・オリオ・ペペロンチーノもいいですが、トマトを使ったニンニクパスタです。
レシピをご紹介します。
トマト味のニンニクパスタ(レシピ)
【材料】4人分
・パスタ 320g
・トマトの水煮缶 1缶(400g)
・にんにく 3かけ
・唐辛子 1/2本
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 適量
【作り方】
1.スパゲッティをゆでる。
2.にんにくを、包丁の刃などで押しつぶす。
3.厚手の鍋にオリーブオイルと潰したにんにくと唐辛子を入れ、弱火で煮る。
4.ニンニクのいい香りがしてきたら、トマトの水煮缶を入れ15分ほど弱火で煮込む。
5.パスタをトマトソースにからめていただきます。
アリオ・オリオ・ペペロンチーノよりも、トマトが入っている分、まろやかな味わいで美味しいですよ。
にんにくが3個も入れるなんて、少しぎょっとしますが、実際トマトと一緒に煮込むので、ニンニクの強烈な香りはしないので大丈夫です。
食べる直前には、いつものように分量外のエキストラヴァージンオリーブオイルをかけて、どうぞ。
トマト味のニンニクパスタにはうどんのようなパスタが合う
トマトの入ったにんにくパスタ、トスカーナ地方の郷土料理なんです。イタリア語では、アリアータ(AGLIATA)、またはアリオーネ(AGLIONE)。
地元への愛着心が強いイタリアですから、実はローマでもあまり食べることがありません。
私が最初に食べたのは、トスカーナのモンテ・プルチャーノ。
郷土料理が食べたいと言ったら、アリアータが出てきたのですが、この料理はピチといううどんのようなパスタと合わせるのが定番。
トスカーナの郷土料理と思ったら、うどんが出てきたので、びっくりしたのを覚えています。
その時はあまり美味しいと思わなかったのだけど、今では大好物。といってもローマでは食べる機会がないので、自分で手打ちするようになってしまいました。
といっても、たま~にですけど。
小麦粉と水と塩とオリーブオイル。
イタリアの粉ものは、やさしくマッサージするようにこねる、というのが日本との違いです。
小麦粉をこねてるうちに、なんとなくリラックスしてきてストレス解消になるのです。
パスタも、パンも、ピザも、もとは小麦粉なのに、こねてるうちにいろんな形に姿を変えるのがおもしろい!
さすがに日本ではピチは手に入らないと思いますが、細めのうどんで試してみてもおもしろいかもしれません。
もし、実際に試された方がいらっしゃったら、感想を教えていただけたら嬉しいです!
本当のことを言うと、にんにくは生で食べるのが健康には一番いいそうですが、さすがに、それは難しいですよね。
代わりにと言ってはなんですが、ニンニクのたっぷり入ったパスタで元気に冬を乗り切りましょう!
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