ボンジョルノ。
イタリア旅行のおみやげで、人気な乾燥ポルチーニ。軽いし、美味しいし、日本では手に入りにくい高級食材です。
でも、もしかしたら、台所の片隅に追いやられて、いつ使うかわからない保存食化しているポルチーニもあるのでは?
せっかくですから、ぜひ、有効に使ってみませんか?もらったけど、本当はなんだかよくわからない、という方にもわかるように、正しい戻し方、美味しいパスタの作り方をご紹介します。
ポルチーニって何だっけ?
ポルチーニはイタリアで人気のキノコです。日本で言えば松茸のように、キノコの王様とも呼ばれています。
ころりとした丸い形がかわいらしく、独特の香りが魅力です。
夏から秋にかけて、フレッシュなポルチーニが出回りますが、一年中、乾燥や冷凍のものが食べられます。
ポルチーニの美味しい食べ方
フレッシュなポルチーニは、そのまま生のままサラダにしたり、グリルで焼いたりというシンプルな食べ方がおすすめです。
シーズンでなければ、冷凍にしたものが手軽に楽しめます。冷凍だと、ポルチーニの独特の食感が残っています。ちょっとなめこっぽい、にゅるっとした感じも私は大好きです。
冷凍のポルチーニは、食感を活かしてピッツァの上にのせるのが私のお気に入りですが、パスタのソースに、コントルノとして、便利に使えます。
もっと便利なのが乾燥ポルチーニ。水分を取り除くことによって、香りが濃縮されます。ポルチーニの入った袋に鼻を近づけただけで、匂いがするくらいです。乾燥しいたけのように保存食なので、我が家ではいつもストックしています。
乾燥のポルチーニはリゾットやパスタに使うと美味しいです。
乾燥ポルチーニの戻し方
乾燥ポルチーニの戻し方は、基本的には乾燥シイタケと同じです。
ぬるま湯の中に入れて戻します。シイタケと違うところは、ポルチーニには土などの汚れがついている場合が多いので、15分くらいで一度、水の中でゆすって、汚れを落とします。
新しく水を換えて、もう一度15分くらい水に浸して、しっかり戻します。
日本では、シイタケのゆで汁は貴重な出汁として使いますが、イタリアではキノコの汚れがついた水なので捨ててしまいます。文化の違いですね。
ポルチーニパスタのレシピ
【材料】4人分
・パスタ 320g
・乾燥ポルチーニ 50g
・にんにく 1個
・唐辛子 1/2個
・白ワイン 1/4カップ
・パルミジャーノレジャーノ 適量
・パセリ 適量
・塩 適量
・エキストラヴァージンオリーブオイル 大さじ2~3
【作り方】
1.フライパンにオリーブオイル、にんにく、唐辛子を入れて、弱火で香りを出す。(ニンニクは丸ごとでも、みじん切りでもお好みで)
2.乾燥ポルチーニを、ぬれたまま加えて混ぜ合わせる。火を中火にして白ワインをかけて、アルコール分を飛ばす。
3.アルコール臭が消えたら、弱火で約15分ゆっくり煮る。
4.たっぷりの湯で、パスタをゆでる。
5.ポルチーニのフライパンの水分が足りなくなったら、その都度、パスタの茹で汁を加える。柔らかくなるまでゆっくりゆでる。
6.パスタがアルデンテになったら、ポルチーニのフライパンにいれて、味をなじませる。
7.パセリのみじん切りとパルミジャーノチーズをたっぷりかけて、いただきます。
ポルチーニ茸のまとめ
イタリアではキノコの王様ともいわれる人気のポルチーニ。日本でも乾燥のものが手に入ります。
ちょうど今、外出禁止の時には、乾燥の保存食として大活躍です。
美味しい本格的なイタリア料理が簡単にできるのですから、ぜひ、お試しください。
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