イタリア本場のティラミスを手作り!バレンタインにも最適♡

イタリア本場のティラミスを手作り!バレンタインにも最適♡

ボンジョルノ。

イタリアのドルチェの代名詞、ティラミス。

日本にいたときは、美味しいと思ったことがなかったけれど、本物のマスカルポーネを使ったイタリアのティラミスはやっぱり美味しい。

エスプレッソコーヒーが入るので、子供たちが小さい時はだめだったけど、ようやく大きくなってきたので、最近、ようやくクラシックなティラミスも手作りできるようになりました。

材料さえ手に入れば、作るのはとっても簡単。絶対に失敗なしなので、バレンタインデーにも最適ですね。

では、イタリアのママ友に習った本場のレシピをご紹介します。

ティラミスの簡単レシピ

【材料】

フィンガービスケット 250g

マスカルポーネチーズ 250g

卵 3個

砂糖 50g

エスプレッソコーヒー 300㏄

カカオ 20g

【作り方】

  1. エスプレッソコーヒーを300㏄作って冷ましておく
  2. 大きなボウルに、卵白をピンと角が立つまで泡立てる。途中で、砂糖の半量も加えておく。
  3. 別のボウルに、砂糖と卵黄を入れて、クリーム状に白っぽくなるまで泡立てる。マスカルポーネも入れてよく混ぜる。
  4. マスカルポーネのボウルに、少しずつ卵白を加えて、下から上へつぶさないようにやさしくかき混ぜる。
  5. 容器を用意する。(私は15cm×23cmを使いました)
  6. フィンガービスケットをさっとエスプレッソコーヒーに浸して、容器に重ならないように並べる。
  7. ビスケットの上から、4のマスカルポーネクリームをぬる。
  8. その上にまたビスケット、マスカルポーネクリームと重ねる。(私は3段できました)
  9. 一番上にマスカルポーネクリームを塗り、上からカカオをかける。冷蔵庫で2時間くらい冷やしたらできあがり

失敗のしようがないくらい簡単でしょう!

ティラミスはマスカルポーネとコーヒーがポイント

作り方はいたって簡単なティラミス。

そうなると、美味しさを決めるのは材料。

マスカルポーネ

特に、マスカルポーネはかなり重要なポイントです。必ず、美味しいマスカルポーネを使ってくださいね。

今は日本にいても、簡単にネットでもイタリア製のマスカルポーネが買えますが、結構、スーパーで安く売られている巨大企業のものが多いです。

偶然、見つけたカ・フォルム社は1491年に創業した歴史の古い北イタリアのチーズ屋さん。コロンブスのアメリカ大陸発見が1492年ですから、本当に古い!

牛乳製品は、やっぱりアルプスの近く、北イタリアが昔から盛んだったんですね。

ヴェネト州発祥のカ・フォルム社は、ティラミス発祥の地、トレヴィーゾ(TREVISO)と同じ州というのもうなずけます。


カ・フォルム社 フィオールディマーゾ チーズ マスカルポーネ ラッテリエ ヴェネテ イタリア産 500g

同じイタリアと言っても、私の住んでいるローマは歴史的に羊の放牧が盛んな土地で、牛はもともと、とても少ないんです。

でも、今ではローマでも人気のデザートですが、少し前までは、そんなに食べなかったようです。不思議ですね。

ローマのおすすめティラミス!本場のマスカルポーネを堪能しよう!

エスプレッソコーヒー

ティラミスで使うコーヒーは、いわゆる日本のアメリカンコーヒーではなくて、苦くてアロマがぎゅっと濃縮されたエスプレッソコーヒーを使います。

本当はエスプレッソコーヒーがいいけれど、なければ、アメリカンコーヒーでもしょうがないですね。

というのも、実はマルサラ酒というシチリアのリキュールを加えるのが本場のレシピ。

でも、コーヒーはともかく、リキュールが入ると子供も食べれなくなっちゃいます。そのため、私の友人のイタリア人もリキュールなしで作ってくれることがほとんど。

もちろん、リキュールが入ったほうが香りがぐんとよくなりますよ。

でもマスカルポーネほど、重要度は高くないので、ない場合は大丈夫です。

フィンガービスケット

本当のことを言うと、フィンガービスケットも簡単に手作りできます。スポンジケーキの要領で、細長く絞り出し袋から出して焼くだけです。

イタリアには市販のフィンガービスケットがたくさん売っているので、簡単なティラミスだから、とことん手抜きで市販のものを使ってます。

イタリアではフィンガービスケットのことをサヴォイアルディ(SAVOIALDI)といいます。


ボノミ フィンガービスケット サヴォイアルディ 400g イタリア産

でも、時間がある方は手作りしたほうが、ずっと美味しく経済的です!

私が一番気になるのは、実は卵。

一度、手作りティラミスで食中毒っていうニュースを見てから、これが一番怖いです!

一応、必ず有機の卵を使います。気休めだと思うけど。

そして必ず使う前に、卵の殻の上から、熱いお湯をかけます。

それから、60度のお湯の中に5分くらいつけてから使います。

こんなの気休めかもしれませんが、一応、殻の近くにいると言われるサルモネラ菌は60度で5分ゆでると死んじゃうそうですから、いなくなることを祈って!

幸い、今のところ、私のティラミスでお腹が痛くなった人はいません!

友人は、必ず作ったらすぐ冷凍してサルモネラを殺すと言っていましたが、冷凍しても活動が止まるだけなんですって。

本当はちゃんと除菌したほうがいいのかもしれませんが、面倒くさがりなので、あとは神頼みです!

そういう意味でも、小さい子には食べさせないほうがいいのかもしれませんね。

ティラミスはどのくらい日持ちする?

15cm×23cmの型。多分6人分はあると思うのだけど・・・

我が家の場合は、翌日には全部なくなってしまうので、別の意味で全然、日持ちがしません。

本当の意味での日持ちは、冷蔵庫で2日間までですね。

生卵も入っているし、すぐに食べてしまうことをお勧めします。

もし、すぐに食べない場合は、一食分づつくらいにカットして、冷凍庫に入れるといいですよ。冷凍保存で1か月は大丈夫です。

食べる前日に冷蔵庫に移して、すこしずつ解凍するのがおすすめです。急いでいるときは、もちろん室温で。少し凍っている感じも美味しいですよ。

手作りティラミスのまとめ

材料がマスカルポーネ、エスプレッソコーヒー、ザヴォイアルディ、何て言われると、難しそうな感じもしますが、実は順に混ぜて行って、重ねるだけ。

ちゃんとした材料を使えば、子供だってちゃんと美味しく作れます。

材料費も高そうですが、家で作るほうが買うよりもずっと経済的です。一度にたくさん作って、冷凍しておけば日持ちもするので、便利ですよ。

バレンタインにも最適なティラミス。

ぜひ、一度お試しくださいね。

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