本物のおすすめエキストラヴァージンオリーブオイル「クトレア社のプリモ」!口コミ

本物のおすすめエキストラヴァージンオリーブオイル「クトレア社のプリモ」!口コミ

ボンジョルノ。

今日は私の使っているエキストラヴァージンオリーブオイルの口コミ情報です。

昨日、ローマのイータリーで買ってきたシチリアのエクストラバージンオリーブオイル、クトレア社のオーガニックをご紹介します。

どのエキストラヴァージンオリーブオイルを買ったらよいかわからない、という方へ。

ぜひ、参考になさってください。

本当におすすめのエキストラヴァージンオリーブオイルがどれかわからない!

オリーブオイルは、本当にたくさんの種類があって、どれを買ったらよいかわからない、という声をよく耳にします。

特に、国産ではなく地中海沿岸が原産地のオリーブオイルですから、現地の情報がなかなか入らないのも原因ですね。

偽物に騙されないためには、よい生産者の製品を選ぶのが一番。

私はソムリエの勉強を通して、最低でも150種類以上のイタリア製のエキストラヴァージンオリーブオイルをテイスティングした経験があります。

しかも、美味しいエキストラヴァージンオリーブオイルを探すために、いろんなイタリア語の資料を読みました。

勉強って好きなことなら、苦にならないから不思議ですね。

もちろん味覚は個人のものなのですが、品質に関する評価は一つです。

私の個人的なレビューですが、お役に立てれば幸いです。

おすすめ!我が家の定番クトレラ社のエキストラヴァージンオリーブオイル

まず、最初のレビューは昨日買いたてのクトレア社のオーガニックのオリーブオイル。

ここの「PRIMO(プリモ)」は、トマトのような香りが特徴。

2019年の新物オリーブオイルですから、特にはー、ってため息が出ちゃうくらいいい香りです。

トマトのブルスケッタとも相性抜群

苦みも酸味もしっかり感じるミディアムからストロングタイプですが、バランスがよく取れているので、使いやすいオイルです。

このオイルは、特に、イワシやサバと合わせると、魚臭さが消えて美味しくなるので、青魚きらいの我が家の子供たちに人気です。

今日のランチは大事にとっておいた明太子のパスタに。
やっぱり生臭さが取れて、美味しい!

クトレア社のエキストラヴァージンオリーブオイルおすすめ「プリモ・ビオ」

フラントイオ・クトレア社は、シチリアにある家族経営の老舗オリーブ園。

1906年には、シチリア島の南東に位置するキアラモンティ・グリフィという小さな村で、すでにオリーブの栽培を行っていたという記録が残っています。

現在では、かなりの大企業。

50ヘクタールものオリーブ畑を所有していて、オリーブオイルの採油から瓶詰めまで自社で行ってます。

製品の数もたくさんあるので、どれを選んだらいいか迷うくらいです。

日本をはじめとする世界30か国へ輸出しています。

最初に選ぶなら、日本人の味覚にもぴったりな単一品種トンダ・イブレア種の「プリモ(PRIMO)DOP」かオーガニックの「プリモ・ビオ」がおすすめ。

各種コンクールで受賞している安心の製品です。

プリモの商品情報(HPより)

  • 製品名:プリモ・ビオ(PRIMO BIO)
  • 生産地:シチリア島モンテ・イブレイ
  • 品種:トンダ・イブレイ100%
  • 認証:イタリア、日本の有機認証
  • オリーブの特徴:南向きの斜面にある100年以上の有機栽培の木。
  • 収穫方法:手摘み
  • 収穫時期:10月1日~11月15日
  • 製造方法:継続した2段階製法、コールドプレス

ちなみに、プリモ・DopはDop認定を受けてます。

2019年のコンクール受賞&ガイドブック評価

クトレアを代表するプリモ・Dopの受賞歴です。

  • フロス・オレイ: 97/100点
  • ガンベロロッソ誌: 最高の3つ葉
  • スローフード誌: 最高の3つオリーブ
  • ビベンダ誌:最高の5つの雫
  • ヴェローナのソル・ドーロ国際コンテスト:ミディアムの1位
  • ロス・アンジェルスのオリーブオイル国際コンクールで金賞とベストクラス
  • ドイツのエキストラヴァージンワールドセレクションで3位

このほか、イタリア国内のコンクールでも多数の賞を受賞しています。

クトレア社のエキストラヴァージンオリーブオイル!おすすめな点と気になる点

クトレア社のオイルをリピ買いしている理由は、もちろん香りと味がお気に入りだからですが、そのほか気づいた点をあげておきます。

おすすめは値段と買いやすさ

気になるお値段ですね。

本物のイタリア産エキストラヴァージンオリーブオイルは1リットルで10ユーロ以上、というのが一般的。

私、朝、飲みたいと思う本当に美味しい上質なエキストラヴァージンオリーブオイルは、500mlで15ユーロ前後、というのを目安にしています。

10ユーロ前後ならちょっと安いので、加熱用にも使えるし、18ユーロ以上なら大切に使いたい憧れオイル、という感じです。

このクトレア社のプリモは15ユーロ弱で買えるので、品質に対するコスパは抜群です。

しかも、ちょっと中心地から離れた住宅地にあるオリーブオイル専門店まで行かなくても、イータリーで買えるところも手軽です。

でも、その代わりというか気になる点もあります。

ノンフィルター

日本ではノンフィルターが人気のようですが、私はフィルターをかけた澄んだエキストラヴァージンオリーブオイルが好みです。

ただフィルターをかけるためには経費がかかります。

フィルターにかけると、フィルターに残ってしまうオイルの量は、なんと8%だそうです。

しかも、よい素材のフィルターは値段も高いのに、酸化を避けるためには、毎回新しいものを使わなければなりません。

クトレア社のエキストラヴァージンオリーブオイルは、自然沈殿方式です。

つまりノンフィルター。

私には残念ですが、ノンフィルターが好きな人には最適ですね。

右側がノヴェッララベルのもの。
見にくいですが、透明の瓶で少し濁ってます。
お値段はブルスケッタ用の乾燥ハーブもついてますが一番安かったです。

注ぎ口が旧式

もう一つの問題は、注ぎ口。

いまだに、昔ながらの普通の大きな注ぎ口。

イタリアでは、アンティラッボッコ(Antirabbocco)という複雑な構造の注ぎ口が法律で義務漬けられています。

左が旧式、右が最新式のアンティラボッコ式

特にレストランでは、こうした注ぎ口を使うことによって、ビンの中に残った古いオイルに新しいオイルを継ぎ足したり、瓶のラベルと中身が違う、ということがができないのです。

(イタリアのレストランでは、必ずチェックしてくださいね。旧式の継ぎ足しが可能なエキストラヴァージンオリーブオイルを使っているレストランは、オーナーの意識が足りないと思います)

消費者だって、瓶のラベルと中身が違う、ということがないから安心ですよね。

しかも、中身のオイルの酸化を防ぐ働きもあります。

我が家の場合は、子供たちが使うとドバーって出てしまうので、なくなるのが早くって、コスパがいいのかどうなのかわかりません。

ここまで書いてきて、最初のおすすめ商品レビューとしてふさわしいのか、少し恥ずかしくなってきましたが、本当のことなので、しょうがないと割り切ります!

まとめ

私のおすすめエキストラヴァージンオリーブオイル、クトレア社の「プリモ・Dop」、または「プリモ・ビオ」。

各種コンクールやオリーブオイル専門ガイドで高得点を獲得した上質エキストラヴァージンオリーブオイルです。

青いトマトの香りがうっとりするほど美味しいオイル。

日本でもネット通販で手に入るので、ぜひ、楽しんでくださいね。

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