シーフードが食べたくて!フレッシュなツナを使った簡単パスタ!

シーフードが食べたくて!フレッシュなツナを使った簡単パスタ!

ボンジョルノ!今日は新鮮なマグロを使った爽やかなパスタのレシピをご紹介します。

レモンとペペロンチーノを加えて、ピリッとした爽やかなパスタです。きりっとした白ワインを一緒にどうぞ。

ローマもお寿司ブームで新鮮なまぐろが大人気!

私がローマで暮らし始めたころは、新鮮なまぐろを手に入れることは至難の業でした。

いわゆる、「地中海のまぐろはすべて日本人が買い占めている!」と言われたころ。

それに比べて、ここ数年の日本食、お寿司ブームで、まぐろも大人気。我が家の近所のお魚屋さんでも、簡単に手に入るようになりました。

ローマの老舗日本食レストランで

夫は、初めて生のマグロを食べたとき、ツナ缶と全然違うのに驚いた、なんていう冗談のようなことを言っていましたけど、そういうイタリア人って多いかもしれません。

と言っても、日本で食べるマグロにはかないませんけどね!なんて私は思っているのですが、我が家の子供たちは、ローマのマグロのほうが美味しいそうです・・・

イタリアではマグロはカルパッチョやステーキに!

イタリアでは、まぐろはステーキのような切り身で買います。だいたい、2cmくらいの厚みに切り分けられてしまうので、お寿司にしようと思っていた時などは、がっかりです。

上段、真ん中から左よりの赤い塊がマグロ。

レストランでマグロの料理と言えば、やっぱりステーキが一般的。表面を色よく網で焼いたものが多いですね。

美味しいけれど、新鮮な時はもったいないですよね。

義姉のクリスマスの定番のアンティパスト
まぐろのカルパッチョ。

ステーキでないとすると、カルパッチョ。オリーブオイルとレモン、ピンクペッパーを合わせます。

これは、日本人でも大好きな味だと思います。

この夏、実家でマグロのお刺身を食べるときは、エキストラヴァージンオリーブオイルと醤油をかけて。

オリーブオイルをかけることで、魚臭さのようなものが消えるのです。母がすごく気に入ってくれて、必ずかけてました。

簡単で美味しいマグロとレモンのパスタ

ここ数年、ずっと異常気象が続いているローマでは、もうすぐ11月だというのに異例の暑さ。

先週の日曜日、お寿司をするつもりで買ったマグロですが、面倒くさくなってフレッシュなマグロのパスタにしました。

レモンとペペロンチーノ入りなので、さわやかなパスタです。

【材料】4人分

  • スパゲッティ 320g
  • まぐろ 200g
  • 玉ねぎ 1/4個
  • レモン(無農薬) 1/2個
  • ペペロンチーノ(唐辛子) 1/2個
  • 塩 適量
  • エキストラヴァージンオリーブオイル 適量

【作り方】所要時間 15分

  1. 大きな鍋でたっぷりお湯をわかし、スパゲッティと塩を入れ、袋の指示通りの時間ゆでる。
  2. まぐろは、1㎝角の大きさに切る。玉ねぎは薄切りにする。唐辛子は小口切り、レモンは搾って、皮をすりおろしておく。
  3. フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、ペペロンチーノを入れて弱火で炒める。
  4. まぐろも加え、まぐろの表面が焼けたら、レモン汁、レモンの皮を加え、さっと炒める。
  5. アルデンテにゆでたパスタをフライパンに加え、ゆで汁も少し加えて、よく味をなじませたら、お皿にもってできあがり!

食べる前に、上から上質のエキストラヴァージンオリーブオイルをかけて味を仕上げます。

このパスタにはシチリアのエキストラヴァージンオリーブオイルがよく合います。トンダ・イブレア種なんていいですね。

ワインも、シチリアの白をあわせましょう。

そうそう、パセリのみじん切りをまぶしたほうが、いいですね。私は玉ねぎもカラブリアの赤い玉ねぎを使ったので、色が少し鮮やかです。

まとめ

ツナのパスタというと、ツナ缶を使うパスタが多いですが、こうしてフレッシュなマグロを使ったほうが、やっぱり美味しいです。

日本では刺身用のまぐろを翌日に漬け丼とかにすることが多いと思いますが、たまには、こうしてイタリア風にパスタにしてみると、また違った美味しさで楽しめます。

いつもより少しリッチなご馳走パスタが簡単にできるので、ぜひ、お試しください。

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