ボンジョルノ!今回は美味しいイタリア生ハムの中でも、ちょっと珍しい牛肉で作った生ハム、ブレザオラについてです。
もともと北イタリアの名産ブレサオラですが、牛の赤身で作るブレサオラは、豚肉よりもずっと脂肪分が少なくヘルシー。
その上あっさりしていてコクがある美味しさだと、イタリア中で大人気。
実は今朝、ローマ近郊のお肉屋さんが、日本の高級和牛、神戸牛を使ってブレサオラを作っている、というニュースを見ました。1キロ5万円くらいでした!
ここではブレザオラの選び方、イタリアの美味しい食べ方をご紹介します。ぜひ、試してみてください。
ヘルシーで美味しいおすすめ生ハム!ブレサオラ
パルマにサン・ダニエレと美味しい豚肉で作られた生ハムがたくさんあるイタリアですが、生ハムには牛肉で作られたものもあるのです。
厳選された牛肉の上等な赤身の部分から作られるブレサオラ(ブレザオラとも)は、100g中たんぱく質が32%、脂肪分が2.6%ととてもヘルシーです。カロリーも151Kカロリー。(豚肉の生ハムが268Kカロリー)
生ハムというより、とちらかというと牛肉のカルパッチョという感じ。もちろん、乾燥肉とは全然違う柔らかさとデリケートな味わいです。
ブレサオラを選ぶなら、IGPバルテッリーナ!500年以上前からの伝統的製法!
ブレサオラといっても牛肉のどの部分を選ぶか、どのような材料を選ぶか、作り手によって作り方はいろいろです。
おすすめはIGPの ブレサオラ・デッラ・ヴァルテッリーナ(BRESAOLA della Valtellina ) 。
バルテッリーナ地方では、なんと1400年頃から作られていたという記録が正式に残っていますが、実際はそれよりも古いと言われています。この気候がブレサオラ作りにピッタリなのですね。
ブレサオラ・デッラ・ヴァルテッリーナIGP(BRESAOLA della Valtellina IGP)の90%は、プンタ・ドゥンカという牛肉のなかでも最高級の柔らかい部位を使っているところも、おすすめの理由です。
ブレサオラの作り方
・牛肉に塩をまぶしたあと、塩水に10日から15日間つけておく。
・いらない部分を取り除き、腸詰めにする。
・4週間から8週間、乾燥させて熟成させる。
塩をまぶすときに、ハーブやスパイス、赤ワインなどをまぶすところもあります。それぞれの造り手によって、秘密の製造方法があるのです。
乾燥する間に熟成されて味がまろやかになって、独特の香りや味わいが深まるのです。
ブレサオラのおいしい食べ方
ブレサオラの一番人気のある食べ方は、ルッコラとパルミジャーノとの組み合わせ。レモンとオリーブオイルも欠かせません。
お皿に並べるだけで、素敵な前菜ができあがりです。
もしくは、クリームチーズとの組み合わせ。
デリケートな甘みのある味わいが、クリームチーズの酸味とよく合います。
クリームチーズを中に入れて、くるりとまいただけです。上から、エキストラヴァージンオリーブオイルはお約束です。
大勢人が集まるときのフィンガーフードとしても最適。
まとめ
ブレザオラは脂肪分が少なくてヘルシーだし、塩分も強くなく、ほんのり甘みもあります。子供からお年寄りまで食べられる便利な食材。
日本でも通販などで売っていますから、ぜひ、試してみてください。もちろん、イタリア旅行を計画中の方は、本場で楽しんでみてください。
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