憧れのミシュラン!桐島かれんさんおすすめの素敵なオシャレなレストラン「イル・サン・ロレンツォ」

憧れのミシュラン!桐島かれんさんおすすめの素敵なオシャレなレストラン「イル・サン・ロレンツォ」

ボンジョルノ!今回は、ミシュランガイドに載っているローマの素敵なレストランをご紹介します。

ローマは美食の国の永遠の都。なのですが、世界に名だたる観光地だけあって、うーん、と悲しくなってしまうようなレストランも結構あるのが事実です。しかも、日本人相手にぼったくりをするような悪徳レストランもあるので、レストラン選びも楽ではありません。

この「イル・サン・ロレンツォ」は、せっかくローマに来たのだから、少しぐらい高くても絶対に美味しい魚料理を食べたい、という方に絶対おすすめ。

場所もナヴォーナ広場やパンテオンからもすぐ近く。小さな路地を入ったところにあるのですが、観光客でも行きやすいので便利です。

桐島カレンさんのおすすめのレストランに行ってみた!

先日、私と同じアラフィフに「行ってみたいレストランがあるんです」と言われたので、ショッピングの途中に電話予約して、気軽に夕食にでかけました。

ナボーナ広場からすぐのサンタンドレア教会に沿った小さな路地を行ったところにあるレストラン「イル・サン・ロレンツォ」。昔ながらの小さなトラットリーアのようなところを想像してたのですが、着いたところは、天井が高い広々とした空間に素敵なインテリアが配置されシックなレストラン。

よく聞いてみると、あの桐島カレンさんがイタリア旅行で美味しかったレストラン、として紹介していたお店でした。なるほど、納得。

予定していなかったので、まったく場違いな恰好が恥ずかしい。でも、そんなことに気づかないふりをして、親切に丁寧に接客してくれるお店の人の態度は、まさにプロのもの。こういうところも一流のレストランの素敵なところです。

カレンさんのおすすめ!絶品”ウニのスパゲッティ”と”赤エビのカルパッチョ”

どうせなら、カレンさんのおすすめメニューを食べてみようということで、”ウニのスパゲッティ”と”赤エビのカルパッチョ”を注文しましたが、びっくりというか当然というか一皿35ユーロ!!!

Spaghetti ai ricci di mare

イタリアでウニのパスタを食べたい、と思っても、実はあまり見かけることがありません。特にローマでは。シチリアとかサルデーニアに行かないと、本当に美味しいウニパスタは食べれない、と思ってました。

というのもイタリアのウニは実(?)がすごく少ないのです。上の写真のウニの内側に見えますが、細長い痩せた実がひょろりひょろり付いてるくらいです。

一度、魚屋さんで見かけて、ウニパスタを作ろうと思って買って帰って、中を割ってびっくり。騙された!と思ったのですが、海の近くに住む知り合いに言わせると、地中海では一個のウニの中に入っている実が少ないので、とても貴重なんだそうです。

そういえば私の夫も日本に来ると、お寿司屋さんではウニのお寿司をいつも大感激しながら食べてます。

話がずれましたが、ここイル・サン・ロレンツォのウニパスタは濃厚なウニの味がぎっしり詰まっていて、クリーミーにパスタに絡んで、まさに絶品です。

Carpaccio di gamberoni

赤エビのカルパッチョは、一瞬、何だろうって、みんなで首をかしげちゃいました。たくさんの赤エビを薄く圧縮してるんですね。ソースは上質なエキストラヴァージンオリーブオイルをかけただけ。

シンプルなだけに素材の味がはっきりわかる一品。こういうお料理って、本当に贅沢ですね。この一皿にどれだけのエビがつかわれてるんでしょう。いつもと違って薄く伸ばされたエビの食感も面白い。

さすがです。お値段は私にとってびっくりするものでしたが、高いだけのことはある、レストランでしか食べられないお料理を久しぶりに堪能しました。

オリーブオイルも、法律で決められた通りの継ぎ足せないような注ぎ口がついた250mlのボトル。こういうところも、一流の証です。

レストランの向かいにある同名の素敵な食料品店でも売っているので、どうやら自社のオリーブオイルのようです。このお店も、上質な食材を探していらっしゃるかたには、要チェックです。

Il San Lorenzo(イル・サン・ロレンツォ)

私たちがお店に入った20時前はすいていたので、「日本のインフルエンサーが紹介してたよ」と言うと、「あ、覚えてる。この席に座っていたよ。」とのこと。

やっぱり美しい人は記憶に残るんですね。

ちなみにお店を出るころは、おしゃれな人でいっぱいでした。

家に帰って調べてみると、あのミシュランガイドにも載っているレストラン。

「ポンペイウスの劇場跡に建てられた歴史的な建物は、現代アートと歴史がうまく融合した雰囲気のある場所」、とあるとおり、天井が高くエレガントな雰囲気。

地下には素敵なカンティーナがあるそうで、希望すれば見せていただけるそうです。ワイン好きな方は見逃せませんね。

ちなみにポンペイウスっていうのは、古代ローマ時代、あのシーザーの時代、紀元前1世紀に活躍した武将のこと。彼が初めてローマに建てた劇場跡に建っているレストランです。今からざっと2000年以上も前というのが、まさにローマ。

お店で使われている魚介類は、毎日、ローマの近くのポンザ島から運ばれてくる新鮮なもの。いい素材を使ったシンプルでモダンなお料理は、日本人の口に合うと思います。

Il Sanlorenzo

住所:via dei Chiavari 4/5, Roma

TEL : 39 06 68 65 097

開店時間:12時45分~14時45分(火~金)、19時30分~00時(火~土)

定休日:日曜日

一人当たりの料金の目安:73 – 155 EUR

せっかくの旅行、どうせならとびきり美味しい魚介類を素敵な雰囲気で食べたい、という方に、絶対おすすめです。

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