ローマのクリスマスや年末年始!バスや地下鉄、レストランやお店はいつまで開いてる?

ローマのクリスマスや年末年始!バスや地下鉄、レストランやお店はいつまで開いてる?
ローラースケートをはいたサンタクロースの集団

ボンジョルノ。いよいよ、クリスマス・イブですね。

カトリックの国イタリアでは、ロマンチックな恋人同士の日なんかではなく、どちらかというと私が子供のころの日本の大晦日のような感じです。イタリア人は大忙しです!

こんな時にイタリア、ローマへ観光でいらして、何をしたらいいのか困ってらっしゃる方へ、観光地やレストランやお店、地下鉄やバスの状況についてご案内します。

クリスマスはイエス・キリストの誕生を家族で祝う!キリスト教の行事

サンタクロースの集団

私が大学生のころ、クリスマスはカップルのための一大行事でした!ポートピアホテルとかは一年前から予約しないと取れない!なんていうすごい事態でした。残念ながら私自身はそういう派手なことに全く縁がなかったのですが、とにかくクリスマスと言えば、すごい盛り上がりでしたね。

イタリアは別の意味で大騒ぎです。家族がみんな勢ぞろいして食事会。クリスマスイブとクリスマス、そしてその翌日も聖ステファノの日でお休みと3連休なので、夫と妻、それぞれの家族をパズルのように当てはめて、大勢で食事が続くんです。

私の夫は家族も少ないし、私側が誰もいないので結構こじんまり。それでも、毎年クリスマスイブは義兄宅へ15人前後集まります。

クリスマス・イブ

12月24日は、クリスマスの誕生を祝って、25日になる夜中に教会でミサがあります。その前に、大勢の家族で夕食をとるのが伝統的な過ごし方。

今は真夜中のミサに行く人は多くないけれど、食事会のほうが豪華に主役になりました。

特に、カトリックの習慣じゃなかったサンタクロースまでやってきます。子供だけではなく、大人までプレゼント交換をするので、夜遅くまで大騒ぎです!

地下鉄・バスの運行

イブの食事会にみんなが参加できるよう、市内の地下鉄やバスは最終運行が21時までです。

真夜中以降の深夜バスは通常どおり

お店やスーパー

夕方18時までの営業のところが多いです

レストラン

最近は自宅ではなくて、レストランで過ごす家庭も多いとか。この日は必ず予約していくことをおすすめします。

本場ローマのクリスマス

クリスマスはキリストの誕生日。この日は、ランチを家族で祝います。子供たちは昨晩遅かったので、朝は遅くまで寝ています。起きるとサンタクロースからのおもちゃで遊びたいのに、ランチに行かなきゃいけない。小さい頃は、毎年行きたくない!と、ごねられました。

観光地もこの日はコロッセオもお休みです。昭和の時代の元旦を思い出しますよ!旅行でいらしている方は、ホテルでゆっくりですね。道を歩いている人がほとんどいないので、あまりうろうろしていると危険かもしれません。

夕方になると、急に人が街へ繰り出します。お店は開いていないけど、教会でプレゼーピオというキリスト誕生のシーンを再現した人形を見るのが楽しいです。

まるで初もうでのように、バチカンへも人が押しかけます!

地下鉄、バス

みんなランチへ行くので、13時から16時30分まで運休。

お店やスーパー

ほとんどお休み

レストラン

閉めているところも多いので、必ず予約が必要

聖ステファノの日、12月26日

この日はイタリアの祭日です。バス、地下鉄は動いているけれど、お店はまだ休みのところが多いです。スーパーとかも休んでいるところが多いと思っているほうがいいでしょう。

ただ、街の中は散歩をする人であふれています。

観光地も通常通り営業しています。

ローマの年末年始の過ごし方

スペイン階段から見たコンドッティ通り

年末年始は、元旦ではなく大みそかがポイントです。この日は家族ではなくて、友人とも過ごしていい日です。ちなみに、おおみそかもクリスマスシーズンなので、クリスマスの飾りのままです。

年が変わる真夜中、除夜の鐘ならぬ爆竹や花火で盛大に祝います。真夜中の瞬間は、外に出るのは危険です!

大みそかのバスや地下鉄、レストラン

地下鉄は元旦になった真夜中の2時30分まで運行していますが、バスやトラムは21時までです。

レストランは必ず予約が必要です。

お店は、通常通り営業しているところが多いですね。

元旦のローマ

大みそかが一年で一番の大騒ぎなのに対して、元旦は普通の休みの日、という感じです。

バスや地下鉄は8時から運行で、ゆっくりスタート。

お店もスーパー、観光地も休みですが、新年!という日本の清々しい雰囲気はまったくなし。

この日も観光客には、結構たいくつな一日になりそうですね。

まとめ

クリスマスは、とにかく日本の昭和のお正月のように休みのところがほとんどなので、観光客には少し退屈かもしれません。ただ、どこも休みというのは、日本人には新鮮かも?

お正月は普通の休みですが、大晦日は本当に大騒ぎです。夕方から試しの爆竹の音が鳴り響き、真夜中になると、30分くらいは、花火や爆竹で本当に寝てられないくらいの大騒ぎです。

こういう時は無理に買い物や観光、と思わずに、ゆっくり過ごすのが一番です。日本と違う文化と思って、イタリア人の様子を見ているのも楽しいですよ。

楽しいバカンスを!

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