ボンジョルノ。クリスマスまであと10日。気分的にすごく焦ってしまうせわしない季節ですね。
年末に私が絶対に行かなきゃいけない場所は、市場。今回は私のお気に入りのローマで週末だけ空いているファーマーズマーケットをご紹介します。
生産者の方が直接販売もする市場は、商品の質がすごく高いし、安心して買い物ができるとローマの食に関する意識が高い人の間で人気です。人と違うこだわりのおみやげが見つかること間違いなしです!
ローマで人気の市場!ファーマーズマーケット
私がローマで一番好きでよく行く市場は、真実の口近くで週末だけ開かれるファーマーズマーケットです。(もちろん、近所の市場は除いてですが)
イタリアの農産物の生産者組合、コルディレッティ(coldiretti)の主催の市場なので、実際に農産物を作っている生産者が、週末だけ直接、一般の人に販売してるんです。
作っている人たちの顔が見れるのはもちろん、食べ方や使い方、どうやって作っているかも、質問すると一生懸命、説明してくれます。そういうストーリーを知ると、よけい、美味しくなるから不思議ですね。
実はこの生産者組合の市場は、この真実の口の近くだけではなくて、ローマ、イタリア中で週末だけ開かれています。
今回、ご紹介する市場は屋根付きなのですが、コルディレッティの主催の市場は、公共の公園などの空いたスペースを利用して開かれています。すごくいい考えですよね。
ただ、ローマの中心部では恐らくここだけ。もしイタリア旅行中にコルディレッティの旗を見つけたら、のぞいてみるのもありですよ。
市場では本物のオリーブオイルがお手頃な値段で!テイスティングもできる!
私がこの市場が大好きな理由は、オリーブオイルの生産者たちもお店を出しているところです。
コンクールで上位に入賞するような有名なところでないのですが、小規模の誠実な生産者のオリーブオイルが手ごろな値段で手に入るところが魅力です。
私が習ったイタリアソムリエ協会やローマのオリーブオイル鑑定士の講師としても活躍している二コラ・ディ・ノイア博士がコルディレッティのオリーブオイルの責任者なので、ここに出ているオリーブオイルの品質は保証済です。
我が家の調理用にする普段使いのオリーブオイルはここで調達しています。
どの生産者もテイスティングをさせてくれるので、その場で味を確認できるのも嬉しいところです。これは生産者を見極めるうえで、とても大切なポイントですよ。
基本的にはテイスティング用にオリーブオイルに浸したパンがおいてありますが、オリーブオイルだけで味見がしたいというと、ちゃんと小さなコップを出してきて飲ませてくれます。
特別なオリーブオイルじゃないけれど、ローマの近くの土地でとれたものなので、遠くから運ばれてきたものではなくてエコロジー。どれもすごく美味しいですよ。
それから瓶入りだけではなくて、飛行機でおみやげとして持ち帰るのにぴったりな缶入りもあります。250ml入りの小さな缶は、絶対におすすめです。
市場だから、いろんな味のハチミツをテイスティングできる
もう一つ、私のお気に入りのハチミツ屋さん。イタリアのハチミツは、すべて天然なので安心です。
有機認定をすると余計な経費がかかるから、オーガニック認定を受けてないけど、私たちのハチミツは科学的なものを一切使ってないから安心して!というおばさんが売っています。
ご主人が子供のころからハチミツ好きで、自分の夢をかなえて作ったハチミツなのよ、とも。
市場へ食材ショッピングのアシスタントとしてご同行させていただいたお客様は、みなさん、日本のハチミツと味が違う、とおっしゃいます。美味しい、と。
アカシアのほか、オレンジ、ユーカリ、栗など、いろんな種類があるのですが、これもテイスティングできるので、楽しいですよ。
お土産用の小さな瓶もあるので、ぜひ!特に甘くない栗のハチミツはブルーチーズにあうので、おすすめです。
いろんな種類のお豆がたくさん!市場ならでは
お料理好きの方にはおすすめなのが、お豆屋さん。
いろんな種類のお豆が、量り売りで買えるお店です。インゲン豆やうずら豆、ひよこ豆にレンズ豆の他、日本では見たことがないようなお豆もたくさんそろってます。
最近買った中で大ヒットは、黒いレンズ豆。普通のレンズ豆とは少し違って、すごくコクがあるんです。レンズ豆をローズマリーと一緒にゆでて、塩、コショウ、オリーブオイルだけで和えただけなのに、すごく美味しい一皿になる魔法の豆。我が家の子供たちが喜んで食べたんですから、味は保証します!
健康にいいことは疑いのないお豆。ベジタリアンのお肉、とも呼ばれるお豆。もっと食卓に取り入れたいところですが、日本ではシンプルな乾燥豆は手に入れにくいもの。
乾燥なので、持ち帰るのも簡単。イタリア旅行の思い出に、イタリアのお豆を買って帰るというのはいかがですか?
市場ではフレッシュトリュフも!
最近、ローマ市内に増えている瓶詰めトリュフペーストのお店。でも、この市場のトリュフ屋さんは、シーズン中はフレッシュなトリュフまで売ってるんです。
市内の中心地にある食材店よりずっと、お値段もお買い得。ケースを開けたとたんに、ものすごくいい香りが漂います。
トリュフ入りチーズも、おすすめです。
お土産にできないサラミは、チーズとワインと一緒にホテルで!
ここではサラミやチーズ、ワインなど、ホテルで簡単に食事を済ませたいときのの食材も当然揃います。あ、パンもあるので、完璧です!
残念ながら、サラミや生ハムは日本に持ち帰れないってご存知ですか?
だからこそ、しっかり市場で味見して、お気に入りのものはホテルで食べるのが一番です。
おすすめは、子豚の丸焼きポルケッタ!
市場で軽く食事もできる
この市場の奥には、簡単な青空食堂がついています。メニューは、プリモ、セコンドが2種類くらいしかなくて、お皿も紙皿。とても素朴なお料理なのですが、うーん、ここは今ひとつでした。
でも、ご安心ください。
最近、青空食堂がある中庭に、魚のフライ屋さんがオープンしてました。
変な油の匂いがしなかったので、さっそく、買ってみたのですが、その場で揚げてくれるので、カラッと揚がっていてとても美味しかったです。
なんだかんだと味見をしていたら、お腹もいっぱいになるので、お魚フライでちょうどよかったです!ワインが飲めるところもありました!
市場のお土産に、甘いものもお忘れなく
ここの市場の特徴の一つに、昔ながらの素朴なお菓子類があります。
いかにもおばあちゃんのお菓子、という感じなのですが、すごく懐かしい味がします。
実は、息子の中学の体育の先生も、お菓子屋さんで出店していてびっくり。
ご主人がアグリツーリズモを経営しているから、週末はここで手作りのお菓子を売ってるそうです。ビール職人の息子さんのビールも売ってました。え?副業?って思ったけど、先生はすごくあっけらかんとして、「生徒には割引してるのよ!」と安くしてくれました。美味しかった。
でも、先生に会って以来、息子は市場に入ろうとしないので、困ってしまいます。
このほか、ピスタチオやヘーゼルナッツ、チョコレートのクリームなど、パンに塗って食べるのにぴったりなものもたくさん。
とにかく、試食天国です
ファーマーズマーケットの行き方、営業時間
正式名称は、
Mercato di campagna amica Circo Massimo(メルカート・ディ・カンパーニャ・アミーカ・チルコ・マッシモ)
住所: Via San Teodoro 74
テルミニ駅からの行き方は、地下鉄B線のチルコマッシモ駅をでて、チルコ・マッシモの右側をまっすぐ行く。チルコ・マッシモの反対側の端で十字路になっているので、右側へ行くと約50mで左手にあります。約15分
真実の口へ行った後の行き方は、教会の出口を出たら、左手に教会の裏側へ向かう。チルコ・マッシモがあらわれ十字路になっているので、左側にまっすぐ行くと、約100mで左でにあります。約5分
【2019年】真実の口で「ローマの休日」を楽しむ!ローマ在住者が行き方や場所、営業時間のほか歴史、映画について詳しく解説!
営業時間:8時から15時ころまで(土曜日、日曜日のみ、但し祭日などに重なると休みの場合あり。また夏休み中も休み。)
まとめ
本当は教えたくない美味しいものがたっぷり詰まったローマのファーマーズ・マーケット。
イタリアにいると、どこにでも美味しいものはあるけれど、実際に作っている人から買うのは楽しいですね。日本でいう道の駅みたいな感じでしょうか?
特に、ここのオリーブオイルはすごくお買い得です。ぜひ、しっかりテイスティングしてお好きなものを選んでくださいね。
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